NY金:続落で1088.70ドル、米GDP回復で利上げ観測から売り優勢に
2015年7月31日 03:00
*03:00JST NY金:続落で1088.70ドル、米GDP回復で利上げ観測から売り優勢に
NY金は続落(COMEX金12月限終値:1088.70↓4.60)。取引の中心になったとみられる12月限は、1081.70ドルまで下落した後、いったん1094.90ドルまで上昇したが、再び下落に転じた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後は、時間外取引において一時1101.50ドルまで上昇した。
しかし、30日発表の米国の4-6月期GDP速報値が、前期比年率2%超の伸びを回復し、1-3月期確定値もプラスに上方修正されたこと。また、4-6月期の個人消費、インフレ指標(コアPCE)も上振れだったことを受けて、9月利上げ観測が再浮上。ドル高となる状況に、金の売りが優勢になった。《KK》