イ・ビョンホン、『侠女:刀の記憶』の制作発表会で頭を下げて謝罪

2015年7月28日 19:02

 韓流スターイ・ビョンホンが、“脅迫事件”以来初めて韓国での公式の席に姿を現し、頭を下げて謝罪の意を伝えた。

 イ・ビョンホンは24日午前、ロッテシネマ建大入口(コンデイック)で開かれた映画『侠女(ヒョムニョ):刀の記憶』の制作発表会で、他の俳優より先に舞台に上がり、「どんな言葉を申し上げるべきか、アメリカで撮影しながら毎日悩んでいた」と話し始めた。

 彼は震える声で、「俳優イ・ビョンホンとして生きてこられたのは皆さまのおかげ。大きな失望を与えてしまい、自身を悔やみながら日々を過ごす中で、これまで以上にその大切さを痛感した」と語った。

 続いてイ・ビョンホンは、「大きな失望感は、いかなる謝罪や時間をもっても決して拭い去ることはできないということを重々承知している。常に申し訳ないという気持ちを忘れず、多くの方々に与えた傷と失望感に対して償っていくつもりだ」と強調した。

 また、「共に映画の撮影を行ったスタッフと関係者に謝罪の気持ちを伝え、あらゆる非難を私1人で受け止めることが私の責任。私のせいで彼らの苦労が報われなくなることがないよう願うだけ」と語った。

 イ・ビョンホンは8月13日に公開される史劇『侠女:刀の記憶』で、賎民(せんみん:高麗末期の最下層の身分)として生まれながら最高権力を手に入れることを夢見る野心家ユベク役を演じており、現在は米国でハリウッド映画『荒野の7人』を撮影中。

 イ・ビョンホンは昨年9月に2人の女性から、50億ウォンを出さなければ一緒にお酒を飲んだ際に撮影した猥談動画をインターネット上に公開するとの脅迫を受けた。

 2人の女性は裁判所で執行猶予の宣告受け、表面的にはイ・ビョンホンの勝訴となったが、その過程でイ・ビョンホンは大衆から、妻を差し置いて不適切な行動を起こしたとして大きな非難を浴びた。(記事:中川・記事一覧を見る

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