日中投資家、互いの株式市場に投資
2015年7月27日 08:07
*08:07JST 日中投資家、互いの株式市場に投資
日本と中国の投資家が互いの株式市場への投資が加速しているもようだ。日本の財務省が公表した7月のデータによると、中国資金は5月から日本の株式の取得を加速していたという。今回の資料からみると、中国株式市場が暴落する前に中国資金はすでに日本の株式市場に向かわせていたことがわかった。
一方、中国のA株式市場の暴落を見計らって日本の投資家が下値を拾う動きが活発になった。外電によると、第一生命保険など大手投資ファンドは上海総合指数が3300pt前後まで暴落した頃からA株の買いを加速したという。また、日本銀行が発表したデータでは、2014年末までに中国A株に流入した日本の資金は130億米ドル(約1兆6110億円)となり、前年末比で67%増加したという結果が示された。《ZN》