OS X 10.10.xに権限昇格の脆弱性、sudoersファイルを任意のユーザーが書き換え可能

2015年7月24日 17:40

 OS X 10.10.xで権限昇格を行える脆弱性が発見された。ダイナミックリンカ「dyld」および環境変数「DYLD_PRINT_TO_FILE」の設定を悪用することで、任意のファイルをオープンしたり、任意の場所にファイルを作成して書き込みができてしまうという(ZDNet Japan)。

 The Hacker Newsにこれを悪用した操作の例が紹介されているが、たとえば/etc/sudoersファイルを改ざんして一般ユーザーにroot権限を与えることを許す、といったことができるようだ。

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