気象庁曰く、箱根山で起きている現象は噴火だが、噴火との表現は適切でない

2015年7月23日 19:21

あるAnonymous Coward 曰く、 活発な火山活動が続いている箱根山では降灰が確認されているが、気象庁は火山灰の噴出が短時間だったことから「現象は噴火だが、住民の不安をあおるなどの防災上の影響もあるので、噴火との表現は適切でない」としているという(朝日新聞)。

 気象庁では噴火として記録を残すのは「火口から噴出物が100~300m飛んだ場合」とされているとのことで、「理科研究の小学生に、噴火かと問われれば噴火だと答える。ただ、気象庁では噴火と記録はしないと説明する」そうだ。

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