日立、ヘルスケア子会社2社を来年4月に吸収合併
2015年7月21日 18:37
日立製作所は21日、ヘルスケア事業再編のために、子会社の日立メディコと、日立メディコの子会社である日立アロカメディカルを来年4月1日付で吸収合併すると発表した。
これに併せ、医療機器の製造子会社「日立ヘルスケア・マニュファクチュアリング」を来年4月に設立する。資本金は未定で、日立が全額出資する。従業員数は約700人を予定。
日立は、ヘルスケア事業拡大のため、2011年3月にアロカ(現・日立アロカメディカル)を日立メディコの完全子会社とし、2014年3月に日立メディコを日立の完全子会社としていた。
今回の合併により、日立メディコと日立アロカメディカルは消滅し、製造拠点を集約するなどの再編を行う。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)