三菱電機、道路や鉄道などを三次元計測し解析するサービス

2015年7月21日 13:01

　三菱電機は21日、道路や鉄道などの社会インフラの変化状況を車両で走行しながら、高精度に三次元計測し解析できる「三菱インフラモニタリングシステム（MMSD）」を開発したと発表した。

　新技術は、走行しながら計測するので、通行規制などが不要となり、短時間で三次元計測が可能である。また、計測の高精度化により、構造物や設備の微小な経年変化の把握と、これまで時間を要した鉄道の建築限界への支障状況や地上子など各種設備の設置状況の正確な計測が可能である。さらに、これまで人力（目視）に頼っていた点検・計測作業の自動・省力化を実現し、作業のばらつき防止と技術者不足を解決する。