VW、新型「パサート」を日本で販売開始
2015年7月17日 15:10
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VW)は16日、中型のセダン「Passat(パサート)」とステーションワゴン「Passat Variant(パサート ヴァリアント)」の新モデルの販売を開始した。
新モデルは8代目で、フォルクスワーゲン グループの新しいモジュラー戦略「MQB」にもとづいて開発された。
新型では全長をほとんど変えず、ホイールベースを80mm延長し、2,790mmとした。これにより、室内長が33mm延長したことで、居住空間が広くなった。また、ラゲージルーム容量をセダンのパサートで586L、ワゴンのパサート ヴァリアントで650~1,780Lを確保した。
エンジンはMQBにもとづき新開発された直列4気筒1.4Lターボエンジンを全車に搭載した。軽負荷時に4気筒のうちの2気筒を休止させる機構や、アイドリングストップと回生ブレーキから構成される「BlueMotion Technology」を採用し、JC08モード燃費20.4km/Lを実現した。
レーダーとカメラを使った衝突回避ブレーキ「Front Assist」、車線逸脱防止システム「Lane Assist」、車線変更支援システム「Side Assist Plus」、ニーアバッグを加えた9個のエアバッグなどの安全装備を搭載した。トランスミッションは、全車デュアルクラッチの7速DSGとなる。
価格はパサートが329万~460万9,800円。パサート ヴァリアントが348万9,000~480万9,700円。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)