ジェームズ・ウェッブ望遠鏡越えを目指す高解像度宇宙望遠鏡の建設構想が発表される

2015年7月15日 12:02

あるAnonymous Coward 曰く、 米国の宇宙望遠鏡科学研究所が、「未来の宇宙望遠鏡」についての建設構想を発表したそうだ(ナショナルジオグラフィック)。

 この望遠鏡は高解像度宇宙望遠鏡(HDST)と呼ばれ、鏡の面積はハッブル宇宙望遠鏡の25倍で、観測対象外の星の光をさえぎるコロナグラフが装備される。これにより、2018年に打ち上げが予定されている次世代宇宙望遠鏡であるジェームズ・ウェッブ望遠鏡をも上回る解像度を持つという。

 ただし実用時期は2030年代初頭で、予算等についても白紙。高額になるであろうこのHDSTが実際に建造できるかどうかは不鮮明だ。

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