短い睡眠でも健康的に活動できる「ショートスリーパー」は特定の遺伝子が変異している?

2015年7月14日 19:40

あるAnonymous Coward 曰く、 4時間という短い睡眠でも十分満足できる「ショートスリーパー」の存在が確認されている。ショートスリーパー体質の人々は毎日朝4時~5時に起きて活動を始めても、日中に気だるくなったり、うたた寝したりしてしまうことはないそうだ。彼らが極端に短い睡眠時間でも健康的でいられるのは、遺伝子に原因があるという(BBCGIGAZINESlashdot)。

 カリフォルニア大学で行われた研究によると、ショートスリーパーの人たちの体内では「DEC2」という遺伝子が突然変異を起こしていることが判明したそうだ。この突然変異によって脳内の情報整理を普通の人よりも短い時間で済ませることができるため、睡眠時間が短くても問題ないのではないか、と推測されているという。

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