GEエナジーとNTTドコモ、道路や橋梁のインフラ整備で協業

2015年7月9日 04:18

 GEエナジー・ジャパン(GE)とNTTドコモは8日、GEの産業用機器向けワイヤレスルーター「MDS-Orbit(エムディエス・オービット)プラットフォーム(Orbit)」と、ドコモの通信モジュールを連携させた新たなIoTソリューションの提供について、業務提携に向けた覚書を締結した。

 今回の覚書により、インフラ設備を有する民間企業や自治体などは、遠隔地の道路や橋梁、プラントや電気・ガス・水道等の設備に、ドコモの通信モジュールを内蔵したGEの「Orbit」を設置することで、インフラ設備の温度や振動等の稼働データをリアルタイムに監視することが可能となる。

 また、「Orbit」で取得したデータを、ドコモがIoTクラウドプラットフォーム「Toami」上で提供するアプリケーションなどと連携させることで、インフラ設備の稼働データをスマートフォンやタブレットなどを通じて管理し、故障防止に向けた予兆診断や老朽施設の保全に役立てることが可能。クラウドを活用することで、少ない設備投資で、スピーディーな価値創造が期待できるという。

関連記事

最新記事