東日本大震災の関連倒産は収束傾向が強まる―東京商工リサーチ

2015年7月9日 04:14

 2015年上半期の「東日本大震災」関連倒産は前年同期比11.7%減の90件で、震災関連倒産は収束傾向を強めていることが、東京商工リサーチの調べで分かった。前年同期は102件で、震災発生からの累計は1,632件。

 また、6月の関連倒産は11件(前年同月18件)で、3カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は4カ月ぶりに前年同月を下回り今年最少だった。 

 上半期の産業別では、サービス業他が30件(構成比33.3%)で最多だった。次いで、卸売業が19件(同21.1%)、製造業が15件(同16.6%)、小売業が10件(同11.1%)と続いた。

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