富士ゼロックス、中小企業向けにクラウド型セキュリティーサービス提供開始

2015年7月7日 03:52

 富士ゼロックスは6日、クラウドを活用した新たなサービスとして、中小規模事業所向けに「オフィスあんしんセキュリティーサービス(Symantec Endpoint Protection Small Business Edition)」の提供を開始した。

 今回提供されるサービスは、シマンテックが提供するクラウド型のエンドポイントセキュリティーサービス「Symantec Endpoint Protection Small Business Edition 2013」を利用したもの。PCやサーバーなどを脅かす脅威からの保護が目的で、ウイルス・スパイウェア対策機能をはじめ、ファイヤウォール、IPS(不正侵入検知・防御)、挙動解析、アプリケーション評価などのさまざまな機能をひとつのプログラムに集約して、同社がサービスの導入や立ち上げ、問い合わせサポート、障害切り分けなどの運用サービスとともに提供する。

 同サービスでは、セキュリティー管理サーバがクラウド上で提供されるので、利用者にはサーバの設置費用や運用管理などが不要になる。加えて利用規模に応じた月額利用料金が設定されているので、低コストで始められる。

 税抜きのサービス利用価格は、月額で通常ライセンスの場合、5~25ライセンスが330円/ライセンス。26~50ライセンスが300円/ライセンス。51~100ライセンスが280円/ライセンス。101~250ライセンスが250円/ライセンス。公共・文教ライセンスの場合、5~250ライセンスが250円/ライセンスである。なお、ライセンス数の契約は、5~100は5ライセンス単位、101~250は10ライセンス単位。251ライセンス以上は個別対応。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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