実在しない出版社の本を参考文献として上げていたWikipediaの記事が複数見つかる

2015年7月2日 17:52

あるAnonymous Coward 曰く、 「央端社」という実在することが実証されていない出版社の文献を参考文献として使用したWikipedia記事の存在が確認され話題になっている(Togetterまとめ)。

 当該記事の例としてはサラ・スピッツがあるのだが、その存在そのものが他の資料にはまったく確認できず、存在しない出版社の出版されたこともない本のみが参考文献になっている。つまり、犬種の存在そのものが虚偽の可能性が高いというのだ。

 今回の件は同一の執筆者によるものなので発覚したようだが、このように一見、参考文献や情報元が記載されていても、それが実在したかどうかチェックしないと何の意味もない、という教訓だろうか。

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