インドの自動車市場:6月は伸び鈍化、トヨタは13%減

2015年7月2日 11:03


*11:03JST インドの自動車市場:6月は伸び鈍化、トヨタは13%減
インドの乗用車販売伸びが6月に大幅に鈍化した。自動車工業協会の発表によると、6月の乗用車販売増加率(前年同月比)は2.4%にとどまり、4月の15.8%と5月の4.7%を大幅に下回ったという。弱いモンスーン(雨季)予報を受け、消費者の購買意欲が低下したほか、追加の利下げ期待から買い手控えムードが強まったことが響いたと分析された。

市場シェアのトップ3社は、それぞれスズキ<7269>の現地法人マルチ・スズキ、韓国のヒンダイモーター、ホンダ<7267>となり、販売伸び率はそれぞれ1.6%、8.3%、12.6%となった。一方、トヨタ自<7203>の現地法人トヨタ・キルロスカ・モーターの販売伸び率はマイナス12.9%に転落。トヨタは、メンテナンスのため、期間内に6日間を休業したことが響いたと説明した。《ZN》

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