ムーミンの世界を体験できるテーマパーク「メッツァ」が日本進出、埼玉・飯能に2017年開業
2015年6月30日 18:40
ムーミンの世界を体験できる施設「メッツァ(metsä)」が、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアにオープンすることが発表された。開業は、2017年を予定している。これは、フィンランドのムーミンワールドを除くと、世界初進出となるムーミンをテーマにした施設となる。
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同施設を開設する、フィンテック グローバル株式会社は、ムーミン作品のテーマの1つでもある“自然の共生”、そしてムーミンの棲む自然あふれるムーミン谷の世界を体現するに相応しいという理由から、宮沢湖をセレクト。美術館、リゾート、公園、レジャー施設などあらゆる要素を融合した、全く新しい施設を目指す。
地域住民の憩いの場であった宮沢湖の特徴を活かし、無料で出入りすることができる「パブリックゾーン」とムーミンの世界を堪能できる「ムーミンゾーン」の2つのゾーンを設定。
「パブリックゾーン」には、世界中から公募によって集められたアイテムを取扱うショップが設置される予定だ。さらに湖の見えるレストランや北欧料理、地産池消にこだわったレストランの開店、自然を活用したアクティビティの展開も視野に入れている。
一方で「ムーミンゾーン」は、フィンランドのムーミンワールドを始めとした3つの施設を参考に、屋外・屋内型の体験型施設になる予定だ。キャラクターと会えるスペースやミュージアムといった施設・企画の展開が予定されている。
フィンランド語で“森”という意味の「メッツァ」は、ムーミンのファンタジーや北欧の文化体験や暮らしに触れて、家族が憩い、地域に愛され、立ち寄れるコミュニティスペースを目指す。2017年の開業が、今から待ち遠しい。
【施設紹介】
メッツァ
開業時期:2017年(予定)
所在地:埼玉県飯能市宮沢
面積:宮沢湖の周辺土地約187,000㎡
※東京ドーム4個分の広さ。