NY金:反発で1173.20ドル、ギリシャ支援協議の不透明感から買い優勢に
2015年6月27日 03:39
*03:39JST NY金:反発で1173.20ドル、ギリシャ支援協議の不透明感から買い優勢に
NY金は反発(COMEX金8月限終値:1173.20↑1.40)。1167.10ドルから1174.20ドルまで上昇した。「国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)、欧州連合(EU)は、155億ユーロの5カ月延長パッケージをギリシャに提示へ」と伝えられ、ギリシャ支援協議の妥結期待が高まったことで、金の売りが先行したとみられる。
しかし、その後、「ギリシャ政府は債権者側からの5カ月延長案を拒否」との一部報道を受けて、27日のユーロ圏財務相会合での最終的な合意期待が後退。ギリシャのデフォルトやユーロ離脱の懸念が再燃して、安全志向の金の買いが優勢になったもよう。《KK》