NY金:続落で1171.80ドル、米指標改善を受けた売りが勝る
2015年6月26日 02:56
*02:56JST NY金:続落で1171.80ドル、米指標改善を受けた売りが勝る
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1171.80↓1.10)。1170.50ドルから1174.80ドルで推移した。この日発表の米国の経済指標で、5月個人消費支出が予想を上回る上昇となり、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回る増加となったことから、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測により金の売りが優勢になった。
一方、ユーログループ会合が再開されたが、「合意は見えない」として中断され、「多くの点で隔たりが残る」(ダイセルブルーム議長)状況のなかで終了。合意がまた見送りとなったことで(27日に再開へ)、その後、安全志向の金の買いも盛り返した。《KK》