NY原油:反発で59.68ドル、米原油先物の受け渡し拠点の在庫減少予想に買い勝る
2015年6月23日 03:55
*03:55JST NY原油:反発で59.68ドル、米原油先物の受け渡し拠点の在庫減少予想に買い勝る
NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:59.68↑0.07)。58.93ドルまで下落した後、60.05ドルまで上昇した。ギリシャ債務協議の進展期待が高まる状況に、欧州朝方の時間外取引で原油の買いが強まり、一時60.30ドルまで上昇。その後、NY通常取引では、慎重な見方もみられ、持ち高調整の売りが徐々に優勢になったもよう。
しかし、引けにかけては、米週次在庫統計で原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が減少に転じると予想されていることもあり、買いが盛り返したとみられる。7月限はこの日が取引最終。23日から取引の中心となる8月限の22日値動きは、高値が60.42ドル、安値が59.27ドル、引けは60.38ドルであった(前日比0.41ドル高)。《KK》