【銘柄フラッシュ】堀田丸正が急伸しFFRIなどのセキュリティ株も高い
2015年6月22日 16:41
22日は、ギリシャの債務問題を巡る欧州の緊急首脳会合が欧州時間の22日に開かれるため、金融不安の後退期待から三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が3.4%高、東京海上ホールディングス <8766> が3.2%高など金融、保険株が軒並み堅調となり、欧州景気との相関が相対的に強いとされる日産自動車 <7201> は次第に浮上して14時頃からプラス転換し、リコー <7752> は1.5%高だが後場一段強含んだ。
セキュリティ関連株は年金機構などの単発的な事件にとどまらず伊勢志摩サミット開催に向けてサイバー攻撃対策の需要が強まるとの期待などから活況となり、FFRI <3692> (東マ)は18.5%ストップ高、ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は9.9%高、UBIC <8201> (東マ)は90.%高、セキュアヴェイル <3042> (JQG)は7.0%高。上場3日目となったデジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> (JQS)は連日ストップ高の19.2%高。
さが美 <8201> が25.8%ストップ高となり、堀田丸正 <8105> (東2)は42.3%ストップ高、ウライ <2658> (JQS)は25.3%ストップ高、日本和装ホールディングス <2499> (東2)は20.2%高など、インバウンド経済の拡大に「和」のサービスとされて着物関連株が軒並み高となり、京都きもの友禅 <7615> は2.3%高だが社名で見れば本命との期待も。インバウンド関連株は物色の裾野が広がり、ブランドショップのセキド <9878> (東2)は16.2%高、北の達人コーポ <2930> (東2)は洗顔料がアジアからの観光客に人気とされて一時ストップ高のあと16.2%高、電子商取引のラクーン <3031> (東マ)は15.4%高、翻訳センター <2483> (JQS)は6.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)