エイスース、高耐久マザーボード「SABERTOOTH X99」 スマホで温度監視も可能
2015年6月20日 16:45
エイスース・コンピューターは19日、米インテルの「X99 Express」チップセットを搭載するマザーボード「SABERTOOTH X99」を日本市場向けに販売開始した。価格はオープン。
同製品は、耐久性の高さと信頼性の高さに加えて温度センサーや制御できるファンの数が多いことが特徴の「TUF(The Ultimate Force)」シリーズに属し、24時間365日の連続稼働が必要なPCなどを想定した設計となっている。
任意の場所の温度を監視できるファンコントロール機能や基板を高音から守るアーマーなど、PCを安定して使用するためのさまざまな機能や技術を搭載している。
Androidスマートフォン(Android 3.0以上に対応)を使用して温度センサーやファンの情報、CPUやメモリの電圧情報、ハードウェア情報などを表示できる機能「TUF Detective」を搭載する。バックパネルにある専用ポートに、市販のUSBケーブルでスマートフォンを接続して使用できる。各種情報の確認にくわえ、PCの電源のオン/オフも操作できる。
また、TUFシリーズだけが搭載する高度なファンコントロール機能「TUF Thermal Radar 2」も搭載する。CPUの温度情報などを含めて13か所の温度を計測でき、内3か所は付属の温度センサーケーブルを使用して好きな場所の温度を計測できる。CPUファン用を含めてファン端子は11個搭載しているため、13か所の温度情報を元に、11個のファンでPCのエアフローを自在にコントロール可能という。
ほかに、基板をビデオカードの熱から守る「TUF Thermal Armor」、基板の裏側から放熱する「TUF Fortifier」、メモリスロットや拡張スロットをホコリから守る「Dust Defenders」などの機構も備える。
対応CPUはCore i7シリーズ、ソケットはLGA2011-v3、メモリはDDR4-2400×8(最大64GB)、拡張スロットはPCIe 3.0/2.0 x16×3、PCIe 2.0 x4×1、PCIe 2.0 x1×1、ストレージはSATA 6Gb/s×10、SATA Express×1、M.2(32Gb/s)×1、USBはUSB 3.1×2、USB 3.0×8、USB 2.0×8。