NTT Com が買収予定の欧州データ事業者がオーストリアでデータセンター開設

2015年6月19日 19:32

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は19日、同社が株式取得を予定しているルクセンブルグのデータセンター関連サービスを提供する事業者e-shelterが「オーストリア ウィーン1データセンター」の提供を開始したと発表した。

 「オーストリア ウィーン1データセンター」の建物や設備はユーザーの要望に応じ、柔軟に設備増設が可能なモジュラーコンセプトを採用し、低層構造にすることで投資効率を高めている。ホールセール形態で、ユーザーが必要とする専用スペースや電力、空調、セキュリティ、通信などのデータセンター設備を柔軟にカスタマイズ提供することもできる。

 また、欧州北部の冷涼な気候を活用した間接外気冷房を採用するなど、最新の省エネ技術を活用するとともに、米国グリーンビルディング協議会による「LEED」プラチナ認証に対応している。現在、サーバールーム面積約2,800m2を確保しており、今後、サーバールーム面積を最大約8,400m2まで拡張予定である。

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