【銘柄フラッシュ】カルナバイオ連日急伸し都心再開発で不動産株も高い
2015年6月15日 16:57
15日は、政府が15日に開催する「東京圏国家戦略特別区域会議」で東京都内の6地域(有楽町、日本橋兜町、三田、西新宿、虎ノ門、芝浦)を再開発特区に指定と伝えられ、明和地所<8869>(東1)の4.8%高をはじめ住友不動産<8830>(東1)の1.0%高など、不動産株が全体に高く、アジア航測<9233>(東2)は8.0%高など、連想買いが広がる様子もあった。平和不動産<8803>(東1)は2.8%高だった。
本日が年金の支給日と伝えられ、年金機構の情報流出問題を材料にセキュリティシステム関連株が軒並み高となり、デジタルアーツ<2326>(東1)が8.8%高と高値を連日更新し、北陸地盤の商社・三谷産業<8285>(東1)は情報システムも取り扱うことや25、26日に各々野村、大和証券の主宰で個人投資家向け説明会を行うことなどが材料視されて16.3%ストップ高となり、東証1部の値上がり率トップ。フォーカスシステムズ<4662>(東2)は4.2%高で連日高値に進み、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は19.5%ストップ高となり、FFRI<3692>(東マ)は15.8%ストップ高。
韓国でMARS(中東呼吸器症候群)感染者などがいぜん拡大と伝えられ、クリーンルームの日本エアーテック<6291>(東1)が13.6%高、防護服のアゼアス<3161>(東2)が16.1%ストップ高など、関連株がが再び動意を強めた。研究室設備などのダルトン<7432>(JQS)は16.8%高となり、マスクの興研<7963>(JQS)は6.0%高、重松製作所<7980>(JQS)は5.1%高。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は引き続き米ジョンソン&ジョンソンのグループ企業とのライセンス契約などが好感されて2日連続ストップ高の22.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)