【話題】ニュース証券:ベトナム国民の日常生活と銀行取引は?=限定的!

2015年6月15日 10:39

■政府・中銀の政策~強力銀行育成へ向け、金融再編へ舵を切る

 成長過程にあるベトナムでは、金融政策も時を追って変化しているようだ。2011年にスーパーインフレ抑制のために金融引き締めが強行された結果、不動産融資で不良債権が発生し、銀行の収益が悪化、その対策として経営基盤の脆弱な金融機関の救済が、政府・中央銀行の主眼であった。

 現在は、より強力な銀行育成へ向けて、政策も金融再編へと変わりつつあるようだ。ベトナム市場でもこの変化は注目され投資への関心を呼んでいる。

 一般市民と銀行との関係は、日本の現状とは大きく異なっている。ベトナム市民の日常生活での決済手段は、もっぱら現金取引が主流で、日本のようにクレジット・カードや銀行口座からの引き落としの利用は少数派で、地方に行くほどタンス預金の比率が高いという。

 都市にしても、銀行利用と言えば不動産売買に伴う高額取引、海外オンラインショッピングで、クレジット・カード決済の引き落としに使われる程度だという。

 本日の「グエンとチョウとバタやんのベトナム株式セミナー」(第6回)は、こうしたベトナム国民の、いま現在の銀行利用の様子について紹介している。

※ニュース証券(渋谷区)では、投資家向け動画による「グエンとチョウとバタやんの株式セミナー」の提供を毎週月曜朝9時から配信するとともに、『アオザイ姫のかわら版』を同社ホームページ( http://www.news-sec.co.jp/ )で公開している(原則月曜日)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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