「きかんしゃトーマスとなかまたち」展が東京都現代美術館で開催 - 原画やモデル車両など100点以上
2015年6月12日 19:15
展覧会「きかんしゃトーマスとなかまたち」が2015年7月18日(土)から10月12日(月・祝)までの期間、東京都現代美術館で開催される。1945年に絵本が発表され、2015年に原作出版70周年を迎える『きかんしゃトーマス』。その魅力と軌跡を「みる」「しる」「たのしむ」という3つの観点から体感できる。
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展示はまず「みる」ことから始まる。会場では、原作者・ウィルバート・オードリー牧師が手がけた「汽車のえほん」シリーズ26タイトル105話の絵本原画を展示するとともに、息子クリストファーによるシリーズの挿画も紹介。鮮やかな色彩、生きいきとした表情、繊細かつ大胆。同じモチーフを描きながらも、それぞれの個性が表れた絵の数々は、一見の価値ありだ。
次に「しる」こと。ここでは、原作者ウィルバート・オードリーが遺した、貴重な資料を展示する。例えば、タイプ・手書きの原稿のほか、味わいある機関車のスケッチや、挿画のイメージを伝えるために工夫されたドローイングなど。「機関車は単なる列車ではなく人間のように感情を持っている」という想いを込めて、機関車たちのキャラクターを生みだしていった彼独自の、制作プロセスを知ることができる。
最後に「たのしむ」こと。TVシリーズ撮影用のモデル車両など、約100点にのぼる資料を通して、多くの国で読み継がれてきた『きかんしゃトーマス』の世界を紹介。さらには、トーマスと仲間たちとの写真撮影や、ぬり絵やプラレール、ICカード(=SUICA、PASMOなど)を使って参加できるインタラクティブ作品など、トーマスの世界に入ってたのしめるような体験型展示も用意される。
【開催情報】
きかんしゃトーマスとなかまたち
会 期:2015年7月18日(土)〜10月12日(月・祝)
会 場:東京都現代美術館 企画展示室3F
時間:10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)*入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(7月20日、9月21日、10月12日は開館)/7月21日、9月24日
観覧料:一般1,200円(960円)、大学生・65歳以上900円(720円)、中高生700円(560円)、小学生以下無料
※小学生以下は保護者の同伴が必要。
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳保持者と介助者(2名まで)は無料。
※本展チケットで「MOTコレクション」(常設展)も閲覧可。
※同時開催の展覧会との共通券あり。
【問い合わせ先】
東京都現代美術館
TEL:03-5245-4111(代表)/ 03-5777-8600(ハローダイヤル)