イ・スンギがニューアルバムをリリース、BIGBANG―EXO競争構図に変化か
2015年6月11日 18:17
俳優兼歌手のイ・スンギ(28)が10日午後0時、6枚目となるアルバム『そして…』をリリースした。
今月初めにニューシングルをリリースしたBIGBANG-EXOという2グループの競争構図がすでに形成されている韓国ミュージックシーンだが、イ・スンギの活動再開によってどのような影響があるか関心が集まっている。
これまでイ・スンギは俳優としての活動期間のほうが長いものの、アルバムを出すたびにランキングでトップ圏を席巻してきた“音源強者”である点、すでにアルバムリリース前から各予約販売リアルタイムランキングで1位に上がっている点などを考慮すれば、ファンたちの期待度の高さがうかがえる。
イ・スンギの所属事務所フック・エンターテインメントによれば、2012年11月にリリースした5.5枚目のアルバム『森』以来2年7カ月ぶりとなる今回の新譜には、心温まる感性の音楽が収録されているという。
タイトルトラック『そしてアンニョン』はブリティッシュスタイルのロックバラードで、イ・スンギの強く訴えかける音が際立つ。この曲は『まだ語りきれていない物語』『僕たち別れよう』『結婚してくれる?』などイ・スンギの代表曲を手掛けたキム・ドフンが作曲。またファーストトラック『風』は作詞家キム・イナが一編の詩のような歌詞を添えている。また『友』は長年の友人に真心こもったねぎらいと応援を送る“イ・スンギ風”ソウルミュージックだ。
他にも収録曲『~するの?』『リュックサックを背負って』『僕たちが共にしたすべての時間』ではイ・スンギが作曲に参加。『~するの?』はファンキーなスタイルのナンバー、『リュックサックを背負って』は、はかない雰囲気のミディアムテンポ、『僕たちが共にしたすべての時間』ではファンたちに伝えたい物語を歌っている。
またイ・スンギは『あなたと私』で編曲にも参加している。事務所側は「久しぶりに歌手に戻ったイ・スンギは特にときめいている。作曲と編曲にも参加した彼の音楽的な成長が感じられるアルバムになるだろう」と紹介している。アルバムの店頭発売は11日より開始。
(アルバム名・曲名は原題直訳)