「7か国結束し世界の課題に対応の確認できた」菅官房長官
2015年6月10日 13:31
菅義偉官房長官は9日、G7の成果について記者団の質問に答え「総理が記者会見で述べたように、自由・民主主義・人権・法の支配といった基本的価値を共有していることが結束の基盤になっている」とし、その基本のうえに立っている7か国が「世界で直面している様々な課題について結束し対応していくことを確認できたことは極めて重要なこと」と強調した。
また、菅官房長官は「安倍総理はアジアであれ、ヨーロッパであれ、世界のどこであっても、力による一方的な現状変更は認められないと(日本の姿勢を示し)各国首脳から賛同や支持を得たと思っている」と述べた。総理発言はロシア、中国の姿勢を間接的にけん制したもの。
また、来年、日本がG7サミット議長国になることを受け、菅官房長官は「議長国の立場から来年のサミットの成功に向け、しっかり努力していきたい」と語った。
また菅官房長官は「プーチン大統領の訪日については準備状況を勘案しながら、総合的に考慮、検討していきたい」とした。(編集担当:森高龍二)