円安で中国人の「爆買い」が継続へ、買い物カゴ中身に変化

2015年6月10日 08:09


*08:09JST 円安で中国人の「爆買い」が継続へ、買い物カゴ中身に変化
円安の進行に伴い、1元=20円の時代に突入している。物が安くて観光もできるため、日本を訪れる中国人旅行客が右肩上がりで増加している。

一方、中国人旅行客の嗜好品も徐々に変っている。炊飯ジャー、保温マッグカップ、ストキングなど日用品が依然として人気が高いものの、これまでたびたび品切れになっていた温水便座や高級時計の人気がやや低下している。代わりに化粧品など日用品の需要が徐々に高まっている。

なお、2014年の外国人旅行客の消費額は2兆278億円と前年比で43.1%増加。うち、中国人の消費額は全体の27.5%を占めた。今年4月の来日中国人旅行者数は40万人の大台を突破した。《ZN》

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