NY原油:反発で59.13ドル、米リグ稼働数発表きっかけに買い戻し強まる

2015年6月6日 04:07


*04:07JST NY原油:反発で59.13ドル、米リグ稼働数発表きっかけに買い戻し強まる
NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:59.13↑1.13)。この日発表の米国の5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が大幅に増加。ドル全面高になったことで、NY通常取引開始後は割高感による原油の売りが先行し、56.83ドルまで下落した。終盤に、米ベーカー・ヒューズ社が米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表し、稼動中リグは前週比4基減の642基。減少ペース(前回13基)は鈍ったが、その後買い戻しが優勢になり、59.20ドルまで上昇した。


NY通常取引開始前に、石油輸出国機構(OPEC)が、生産目標を現行の日量3千万バレルに据え置くことを決定しており、一部に増産観測があったことから、買い戻しにつながった。《KK》

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