【銘柄フラッシュ】モバイルファクトリーが急伸しMERSの連想買い広がる
2015年6月5日 16:38
5日は、韓国のMERS(中東呼吸器症候群)を思惑材料に昨日まで3日連続ストップ高の日本エアーテック <6291> が5.7%安と反落する一方、夏休みは国内旅行に回帰との期待からJR東日本 <9020> が2.5%高、全日空のANAホールディングス <9202> は9.9%高となり、また、韓国で小中学校などの休校が拡大とされて韓国発祥のゲーム会社ネクソン <3659> が一時高値更新の2.4%高となり、韓国に子会社を置くゲーム会社モブキャスト <3664> は16.8%ストップ高など、連想買いの対象が拡大。ボルテージ <3639> は無料通話アプリ「LINE(ライン)」にゲームを提供し、LINEの200人規模の新アプリ開始などに期待が強まり7.6%高と高値を更新した。
また、年金の情報流出を受けて週前半に急伸したネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)が3日ぶりに反発して0.6%高、ラックホールディングス <3857> (JQS)は続伸の4.2%高など、セキュリティ関連株の人気も再燃。モバイルファクトリー <3912> (東マ)はコロプラ(3668)との提携などが好感されて14.4%高と連日急伸した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)