【銘柄フラッシュ】ダルトンや不二ラテックスなど急伸しソフトバンクは小高い

2015年6月3日 16:39

 3日は、朝8時に業績予想の減額修正を発表したLIXILグループ <5938> が取引開始から上げて続伸となり、中国の関連企業の破産手続きの影響がおおむね固まったとの見方でアク抜け感が広がり大引けは4.5%高。ソフトバンク <9984> は昨日ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)が連結子会社を離れて持分適用会社になることや株式の一部売却益780億円を発表し0.5%高。鉄鋼株は北米地域での鋼材市況上昇などが好感され、JFEホールディングス <5411> が1.8%高と2010年以来の高値に進み、新日鐵住金 <5401> は1.2%高で今年1月以来の高値に進んだ。

 材料株物色が活発で、韓国での「中東呼吸器症候群」などを思惑材料に日本エアーテック <6291> が20.4%ストップ高となり、アゼアス <3161> (東2)も14.4%ストップ高、ダルトン <7432> (JQS)は37.9%ストップ高、不二ラテックス <5199> (JQS)は28.2%ストップ高。一方、年金の個人情報流出を受けて昨日軒並み高となったセキュリティ関連株は総じて反落となり、中でSNS監視などを行うイー・ガーディアン <6050> (東マ)はドローン規制関連とされて12.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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