ANAHD・ジャムコ・三菱重工など、沖縄・那覇空港での整備会社を設立
2015年6月2日 21:53
ANAホールディングス、ジャムコ、三菱重工、沖縄振興開発金融公庫、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、沖縄電力の7社・団体は1日、航空機整備会社「MRO Japan」を設立することで合意したと発表した。
新会社の「MRO Japan」は本店を那覇空港のある沖縄県那覇市に置く。資本金は10億円で、出資比率はANAHDが45%、ジャムコが25%、三菱重工が20%、沖縄振興開発金融公庫、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、沖縄電力の5社・団体がそれぞれ2%ずつ。
MRO Japanは、沖縄県が那覇空港に建設予定の航空機整備施設で、2017年度下期から航空機の整備を行う予定。
なお、MRO Japanは那覇空港での事業に先立ち、9月から伊丹空港で事業を開始し、那覇空港の整備施設が完成次第、拠点を那覇空港に移転するという。なお、那覇空港で事業開始までは、ANAHDが全額出資し、資本金は1,000万円となる。
整備を行うのは、ANAグループの機材や格安航空会社(LCC)の機材で重整備を含む整備や、ペイント作業を行うとしている。