小型の固定翼ドローンで臨時の空中基地局を作るアイデア

2015年5月29日 16:54

maia 曰く、 やや小型の固定翼ドローンで臨時の空中基地局を作るアイデアがある(GIGAZINE)。情報通信研究機構(NICT)の「災害時無線中継伝送システム」研究で、実験に使われた機体はPuma AEという米国製の軍用偵察機(Army Technology)。

 全長1.4m、翼幅2.8m、重量5.9kgで、ハンドランチ。デザイン含めて、ホビーで伝統的なラジコン飛行機を少し大きくしたようなイメージである。電動で、2~3時間滞空可能。ペイロードは500gという制約があるが、2GHz帯の中継装置を搭載し、直径20kmの範囲で400kbpsの連続通信が可能。5GHz帯の実験も開始しているという。

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