【銘柄フラッシュ】Hameeなど急伸し新日鐵住金やマンダムも高い

2015年5月26日 16:39

 26日は、上海総合株価指数が2008年1月以来7年4カ月ぶりの4900ポイント台に乗ったと伝えられたため、アジア経済の活性化などに期待が再燃して伊藤忠商事 <8001> が2.6%高となり高値を更新し、新日鐵住金 <5401> も3.5%高と高値を更新。マンダム <4917> は5.0%高となり高値を更新。大手商社株や鉄鋼株のほか紙パルプ株、ゴム製品株、機械株などが強含んだ。

 宝印刷 <7921> は旧・村上ファンドの人脈の国内系ファンド、ストラテジックキャピタルによる株式保有が伝えられて13.6%高となり大きく高値を更新し、東証1部の値上がり率トップ。ディップ <2379> は逆日歩が発生して買い戻されやすい中で地方の求人動向の好転などが材料視され7.4%高と高値を更新。トリドール <3397> は米国西海岸などで人気のファストカジュアル・レストラン事業の買収などが好感されて後場急動意となり2.1%高。東邦チタニウム <5727> は親会社のJXホールディングス <5020> が資源価格の回復などで野村証券が目標株価を490円から680円に見直したと伝えられて2.8%高だが高値を更新したため連想が働き9.0%高。

 ハウスドゥ <3457> (東マ)は6月末の株式分割を材料に続伸となり11.7%高と高値を更新し、Hamee <3134> (東マ)はeBay(イーベイ)対応のアプリ発表などが材料視されて一時ストップ高の21.6%高。インテリジェントウェイブ <4847> (JQS)はカード決済システムで先行し大手銀などが訪日外国人観光客の増加に対応してATMを海外のカードも使える方式に順次切り替えると伝えられ18.4%高と高値を更新。ユニバーサルエンターテインメント <6425> (JQS)はフィリピン子会社を売却との通信社報道が材料視され7.5%高の高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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