古河電工パワーシステムズ、ベトナム大手電力部品会社と送配電部品で合弁

2015年5月20日 11:36

 古河電工グループの古河電工パワーシステムズは19日、ベトナムのPower Engineering Joint Stock Company(PEC社)と共同で、送配電部品の新会社を設立することに合意したと発表した。

 同社は、ベトナム国内における大手電力部品会社であるPEC社と送配電部品を製造および販売する新会社を共同で設立することに合意し、8日に合弁契約を締結した。

 新会社「Vietnam Japan Power Systems Co., Ltd.(VJPS)」は、資本金は400万ドル相当VND (約4億8,000万円)で、出資比率は古河電工パワーシステムズ64%、PEC社36%である。220kV未満の送配電部品事業をPEC社から承継するともに、古河電工パワーシステムズの技術力を元に220kV以上の送配電部品の製造・販売を行う。

 まずはベトナム国内市場向けの需要に対応するが、将来的には東南アジア諸国連合(ASEAN)地区向けのアウト・アウトや日本向けアウト・インの製造拠点としても活用していく。

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