「他業界とコラボ」が自動車業界の成長のカギを握る―日本IBM

2015年5月15日 14:25

 日本IBMは15日、独自分析により、日本と世界の自動車関連のエグゼクティブが「他業界とのコラボレーション」が業界成長の最も有効な機会だと考えていることを明らかにした。1月にIBMがAutomotive News World Congressで発表した世界の自動車メーカー、サプライヤー、関連企業、政府、業界団体、学界を対象に行った調査結果「Automotive 2025 Global Study(オートモーティブ2025グローバル・スタディー)」について、日本での傾向を分析した。

 また、2025年には「今までと異なるプレイヤー」が自動車業界のエコシステムの中で鍵となる役割を担うと考えていることがわかったとした。

 世界の自動車関連のエグゼクティブの73%がモビリティ・サービスを「消費者との共創」の重要な領域であると回答しているのに対し、日本のエグゼクティブは43%と低かった。日本の自動車関連のエグゼクティブは、消費者との関わりよりも、他業界との関わりをより重視している傾向があるためと考えられるとしている。

関連記事

最新記事