大日本印刷、デジタル絵本サービスに子供の誤作動防止機能を追加

2015年5月15日 22:51

 大日本印刷(DNP)は15日、デジタル絵本の導入を支援する「DNPデジタルえほんサービス」に、子供がデジタル絵本以外のアプリをタブレット端末で使用できないように制御する誤作動防止機能を追加したと発表した。

 デジタル絵本は、タブレット端末などの機器で、インタラクティブ(双方向)な操作や動画・音声の再生などができるデジタルならではの機能を活かしたコンテンツ。「DNPデジタルえほんサービス」は、子供の年齢や興味に合わせ、10タイトルごとのデジタル絵本をバランスよく複数組み合わせてパッケージ化し、タブレット端末に収録して提供している。

 そして、「DNPデジタルえほんサービス」の新機能として、事業者からの要望が多かった子供の誤動作を防止する機能を開発した。他のアプリを子供が使用しないよう、デジタル絵本しか操作できないようにタブレット端末の閲覧ソフトで制御。また今回、ブルーライトの発光量を調整する機能で子供の目にもやさしい「DNPオリジナルタブレット端末」にデジタル絵本を収録してサービスを提供する。

 参考価格は、10コンテンツ搭載のタブレット端末3台を2週間レンタルする場合 で60万円~(税抜)である。DNPは、このサービスで2017年度までに2億円の売上を目指す。

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