東京ガス、「ファンコンベクター」に火災の恐れで使用中止の呼び掛け
2015年5月15日 12:42
東京ガスは14日、1984年から1998年まで販売した暖房器具「ファンコンベクター」の一部機種と同型の他社ブランド品において、火災が発生する可能性があることして、今後の使用を中止するよう発表した。対象は約1万4000台で、機器の運転スイッチを切った後、電源プラグをコンセントから抜くことを呼び掛けている。
対象機器の焼損に至る事象が3件発生し、そのうち1件は機器外部に延焼したことが、4月28日に分かったという。いずれも人身被害はなかった。原因は、使用期間が長くなり、使用中に堆積したほこりと湿気からトラッキング現象が起こったことによる。運転スイッチを切った状態でも、電源プラグを抜かないと、同じ事象が発生する恐れがあるという。
対象機種は19機種。機種名は、DH-10・15・20・25FEA-R(1984年~1997年)、DH-10・15・20・25FPA(1984年~1997年)、DH-10・15・20FRA(1984年~1986年)、DH-10・15・20・25MEA-R(1985年~1998年)、DH-10・15・20・25MPA(1985年~1997年)。対象台数は1万4,352台。
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