GSユアサ、インドネシアで自動車・オートバイ用鉛蓄電池の生産拡大

2015年5月14日 19:07

 GSユアサは14日、インドネシアにおいて、自動車・オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大すると発表した。同社のインドネシアに3つの関連会社において、年末までに新工場の建設と既存工場における生産能力の増強を行う。

 これにより、自動車用鉛蓄電池の生産能力は現在の890万個から960万個に、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力は現在の2,770万個から3,000万個に拡大する。

 PT.GS Battery社(PTGS社)は、ジャカルタ周辺で自動車用鉛蓄電池の生産を行っているが、ジャカルタの中心部から東へ約500kmのスマランに3万m2の土地を取得、1,500億ルピア(約14億円)を投資して自動車用鉛蓄電池の新工場を建設した。これにより、生産能力を560万個まで拡大する。

 また、GSユアサは2014年7月にPT.Trimitra Baterai Prakasa社(TBP社)を連結子会社化した。TBP社は自動車用鉛蓄電池を生産・輸出する重要な関連会社であり、22億ルピア(約2,000万円)を投資して充電能力を増強。これにより生産能力を400万個まで増強する。

 そして、PT.Yuasa Battery Indonesia社(YBID社)は、タンゲランでオートバイ用鉛蓄電池の生産を行っている。さらなる需要増加に対応するため、150億ルピア(約1億4,000万円)を投資して、既存工場内に新しい組立ラインを増設する。これにより、生産能力を1,400万個まで増強する。

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