コマツ、インドに油圧ショベル工場が完成

2015年5月13日 14:33

 小松製作所(コマツ)は12日、インド子会社のコマツインディア(KIPL)の油圧ショベルの工場が完成し、8日に工場の開所式を行ったと発表した。

 新工場はインドの南東部のチェンナイに位置する。投資額は34億円。工場では、7~45トンクラスの油圧ショベルを生産する。生産能力は年間500台で、増産時には最大で年間3,000台まで対応できるという。

 コマツでは、これまで、インドのゼネコンのラーセン・アンド・トゥブロ社(L&T)との合弁会社エルアンドティーコマツ(LTK)を通じて油圧ショベルを生産してきたが、2013年4月にLTKの株式をL&Tに売却し、合弁契約を解消していた。当面はコマツがL&T社に生産を委託するが、順次、コマツに集約するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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