NEC、品川区役所の全庁ネットワーク基盤を構築

2015年5月12日 15:04

 NECは12日、東京都品川区役所の業務通信を支える全庁ネットワーク基盤を構築し、1月から稼働していることを発表した。

 品川区が刷新した全庁ネットワーク基盤は、プライベートクラウドとして構築する全庁仮想化共通基盤へのスムーズな移行を見据え、NECが先進のSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」を活用して構築したもの。全庁ネットワーク基盤は、今後の社会保障・税番号制度導入に伴う特定個人情報保護が必要な統合宛名システムなどにおいても、セキュリティを確保しながら活用される。

 住民サービスや庁内業務システムを支える全庁ネットワーク基盤は、スイッチや、サーバを接続する数百本のLANケーブルが複雑に配線されていた。新たに導入した全庁ネットワーク基盤では、SDNによりネッワーク構成を変更することで機器構成のシンプル化を実現し、配線を大幅に削減することができた。

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