巨大で奇抜な社屋を作るシリコンバレーのハイテク企業たち

2015年5月12日 10:05

eggy 曰く、 シリコンバレーでは巨大で奇抜な本社ビルの建設が流行っているそうで、その影響かそれ以外の企業にもこのようなビルの建設が広まっているという(BBC)。

 3月31日に移転したばかりというFacebook新本社ビルの屋上には36420平方メートルの公園が設けられているほか、一つの部屋に何千人もの人を収容できる仕切りのないオープンフロアがあるという。Googleも間もなく巨大な新本社ビルに移転する予定だそうで、さらにAppleが建設中の新本社ビルはまるで空飛ぶ円盤のような形をしており、「宇宙船」や「死の星」などと呼ばれている。Amazonが2016年と2017年に移転する計画であるシアトルに建設中の新本社ビルは、生態系を模したガラス張りの巨大ドーム3つを含むことになるという。

 広大なフロアを設け、従業員同士のコミュニケーションを促すための工夫を凝らしたシリコンバレーオフィスのトレンドは、シリコンバレーやIT企業という枠を超えて広がり始めているという。たとえば英BBCのBroadcasting Houseではホットデスクシステムを導入し、オープンプランのニュースルームには460ものワークステーションが配されているそうだ。また中国のTencentは広東省に巨大な本社ビルを建設中で、このビルはGoogleやAmazonの本社ビルも手掛けるNBBJ社によるものだという。

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