NY原油:反落で59.25ドル、米雇用回復に懐疑的な見方浮上し売りも

2015年5月12日 03:47


*03:47JST NY原油:反落で59.25ドル、米雇用回復に懐疑的な見方浮上し売りも
NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:59.25↓0.14)。59.85ドルまで上昇した後、
58.75ドルまで下落した。NY通常取引開始後まもなくこの日の高値をつけたが、そこ
では一時ユーロ高・ドル安が進んでおり、割安感からの原油の買いが強まった可能性。


しかし、その後発表された米国の4月労働市場情勢指数が大きく落ち込み、3月分も
下方修正されたことで、雇用情勢の回復に懐疑的な見方が浮上。また、米国内の原油
生産について、再び拡大しようとする動きが一部にみられるといわれることから、需
要先細りの懸念や供給緩和後退の懸念などから、売りが優勢になったとみられる《KK》

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