メルセデス・ベンツ、スポーツクーペ「メルセデス AMG GT」を日本導入

2015年5月9日 16:24

 メルセデス・ベンツ日本は8日、2ドアクーペのスポーツカー「メルセデス AMG GT」の注文の受付を開始すると発表した。発売は、「メルセデス AMG GT S」が5月中旬、「メルセデス AMG GT」が9月以降。

 本モデルは、新設のパフォーマンスを追求するブランド「メルセデスAMG」から発売するもので、メルセデスAMG社が開発を手掛けたという。

 デザインは、スポーツ性とエモーション(感情)を表現した。後部には、120km/h以上で自動的にせり上がって、高速走行時の安定性を高める、リトラクタブルリアスポイラーを搭載した。

 車体はスペースフレームの90%をアルミニウム製とした。また、アルミよりも軽い素材とし、フロントモジュールにはマグネシウム合金を、テールゲートには高強度スチールを採用した。

 エンジンは新開発で、手作業で組み立てられたV型8気筒4.0L直噴ツインターボエンジンを搭載。メルセデス AMG GTは最高出力340kW(462馬力)340kW、最大トルク600Nを発揮。メルセデス AMG GT Sは最高出力375kW(510馬力)、最大トルク650Nmを発揮し、0~100km/h加速は3.8秒とした。

 このほか、エンジン特性、サスペンション、ステアリング特性などをセンターコンソールのコントローラーで連動させて変化させることができる「AMG ダイナミックセレクト」を搭載。4種類(メルセデス AMG GT Sは5種類)から設定が可能となっている。

 価格は、「メルセデス AMG GT S」が1,840万円、「メルセデス AMG GT」が1,580万円。ハンドル位置は左右両方を用意する。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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