米国4月雇用統計、3月悪天候要因の反動と4月復活祭要因の影響
2015年5月8日 13:23
*13:23JST 米国4月雇用統計、3月悪天候要因の反動と4月復活祭要因の影響
米国4月の雇用統計の予想は、失業率は5.4%(3月:5.5%)、非農業部門雇用者数は前月比+22.8万人(3月:+12.6万人)(最低:+17.5、最高:+32.7)と見込まれている。
警戒ポイントは、3月の悪天候で就業不能となった労働者の動向、4月の復活祭に絡んだ労働者の変動などとなる。
米国4月の雇用関連指標は悪化を示唆しているが、2000年以来の低水準を記録している信頼感が高い「失業保険継続受給者数」に要警戒か。
【改善】
○ISM非製造業雇用指数:56.7(56.6)
○失業保険継続受給者数(12日週):225.6万件(241.3万件)
○フィラデルフィア連銀雇用指数:11.5(3.5)
【悪化】
●チャレンジャー人員削減数:61582人(36594人)
●NY連銀製造業雇用指数:9.57(18.56)
●ISM製造業雇用指数:48.3(50.0)
●新規失業保険申請件数(12日週):29.5万件(29.1万件)
●消費者信頼感(雇用)指数:26.4(25.5)
●ADP雇用統計:前月比+16.9万人(+17.5万人)《MY》