社長が多く住む街のトップは東京都の「港区赤坂」―東京商工リサーチ
2015年5月5日 19:20
東京商工リサーチは、2014年「社長の住む街」調査を実施し、4月28日にその結果を発表した。それによると、全国267万社の中で社長が多く住む街のトップは、東京都「港区赤坂」の2,103人だった。
赤坂は、1955年(昭和30年)から1980年(昭和55年)頃までは、銀座と並ぶ高級繁華街として栄え、外資系企業社員や大使館の駐在員など外国人の多い街として華やかなイメージを醸し出した。2007年3月には、防衛庁・檜町駐屯地の跡地にホテル・オフィスビル・住宅・商業施設等からなる「東京ミッドタウン」が開業し、東京の人気スポットとして再浮上した。
2位は、東京都「渋谷区代々木」の1,777人。明治神宮や代々木公園に隣接し、各国大使館も点在する土地柄で、高台を中心に高級住宅街が形成されている。2000年4月には、都営地下鉄大江戸線「代々木」駅が開設し、交通アクセスが至便になった。
3位は、東京都「新宿区西新宿」の1,763人となった。日本屈指のターミナル新宿駅の西側一帯の地域で、あらゆるアクセスの中心として高い利便性を誇る。繁華街のほか新都心と呼ばれる超高層ビルに囲まれたビジネス街や多くの複合施設が立ち並んでいるとしている。