訃報: Haskell設計者Paul Hudak氏
2015年5月2日 13:32
純粋関数型プログラミング言語 Haskellの主要な設計者の一人として知られる米イェール大学教授のPaul Hudak氏が4月29日、白血病のため62歳で死去した(Yale Daily Newsの記事、イェール大学の発表、本家/.)。
Hudak氏は2009年12月に白血病と診断され、2010年には幹細胞移植を受けていた。2013年1月までの闘病の様子は、The Yale Haskell GroupのHudak氏の個人ページに記載されている。6年近い闘病生活を続ける間もセイブルック・カレッジの寮長を務め、キャンパスでの活動にも積極的に参加していたそうだ。亡くなる数週間前にも、学生がHudak氏のために開催したアートイベントに参加しようとしていたという。 スラッシュドットのコメントを読む | デベロッパーセクション | プログラミング | デベロッパー
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