JR西、新形式特急289系を導入へ。近畿地区の特急を更新

2015年5月1日 08:00

yasuchiyo 曰く、 JR西日本が、北陸新幹線の開業で余剰となった683系特急電車を289系に形式変更し、京都・大阪と和歌山・南紀を結ぶ特急(くろしお)、北近畿地区を結ぶ特急(こうのとり、きのさき、はしだて)のすべてを置き換えると発表した(JR西日本の発表)。

 これまでも新車投入は行われているものの、国鉄時代からの381系がまだ残っている現状から、中古の転属とは言え一応は現在最新クラスの車両で揃えられることになる。

 形式が変更されるのは、元の683系が交直両用だったものを直流専用に改造するため。北近畿地区の特急では、かつて483系交直流電車から交流用機器を撤去した車両が運行されていたが、こちらは既存の形式でほぼ同じ車体の183系に編入される形となっていた。今回は車体構造が近い287系はあるものの、制御システムが大きく異なるため別形式とされたのだろう。

 まだ運転開始日や運用区間等は未定のようで、決まり次第お知らせするとのことだ。

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