経済産業省、2030年時点での発電コストは原発が最安と発表

2015年4月30日 13:04

あるAnonymous Coward 曰く、 経済産業省が、2030年時点での発電コスト予測を公表した。これによると、原子力発電は1kWh当たり10.1円以上で最安。続いて水力(11.0円)、太陽光(住宅用が12.5~16.4円、事業用が12.7~15.5円)、石炭(12.9円)、ガス(13.4円)が続く(朝日新聞)。

 原発の発電コストについては原発事故の損害賠償や自治体への交付金なども含めたいっぽう、「対策を強化した分、事故が起きる確率は半減した」としてそのコストは下げられているという。さらに風力発電については国の研究開発費などを費用に含めたため大きく上昇しているという。

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