政治から読み解く【経済と日本株】:「統一地方選挙の後半戦が日スタート」

2015年4月21日 12:28


*12:28JST 政治から読み解く【経済と日本株】:「統一地方選挙の後半戦が日スタート」
多くの候補者がツイートしている通り、統一地方選挙の後半戦がスタートした。21日に122の町村長選と373の町村議選が告示されたことで、既に告示されている政令市以外の市長・市議選、東京都の区長・区議選とともに26日に投開票が実施される。前半戦でも話題となった無投票だが、後半戦では27の市長選で無投票に。割合は30.3%と1955年以降のデータでは4番目に高い水準となった。

12日に投開票となった前半戦の41道府県議選では全選挙区の33.4%で無投票となった。平均投票率は45.05%と戦後最低を記録。政権与党が全勝した10知事選の平均投票率も47.14%と初めて50%の大台を割り込んだ。

投票率低下の要因は、有力な対立候補を出せなかった野党側にあると見られている。一部では最大の有権者を抱える東京都知事選挙がなかったからとの声も挙がっているが、14年東京都知事選挙の投票率は46.14%と前回比-16.46ポイントと大幅に低下。仮に東京都知事選挙が実施されていても平均投票率は50%の大台を割り込んでいたかもしれない。結局は有力な対抗馬の存在の有無か。《MT》

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